ANNEX III の有効期限について<その1>


今回は、適用除外用途:ANNEX III(付属書3)の有効期限
について少し話したいと思います。

 

RoHS2(Directive 2011/65/EU)のANNEX III(付属書3)といえば、
全ての製品カテゴリに共通の適用除外用途が
記載されているリストですね。

 

ちなみに、「ANNEX」は付属書と訳されていて、
カテゴリ8、9にだけは、専用のANNEX IVがあります。

「ANNEX IV はカテゴリ8、9しか使えない」ということですね。

 

で、この適用除外用途ですが、皆さんご存知とおり
各々の適用除外用途について有効期限が決まっています。

 

永久に適用除外にはしておかないよ! ということですね。
たとえそれが「代替が見つからなさそうなもの」であっても、です。

 

だんだん適用除外用途は複雑になってきているので、
原則という話ができなくなりつつあるのが
ちょっと問題になってきているんですが・・・。

 

そしてこの付属書3、カテゴリ1~7、10については

RoHS2が公布された以降に追加された適用除外用途や
有効期限が個別に決められていたもの以外は、

 

原則、2016年7月21日に有効期限が切れることになっていました。

この、「切れることになっていた」というのがポイントです。

 

本来であれば、カテゴリ1~7、10については
個別に設定されていなければ、有効期限は5年と定められていました。

つまり、それが2016年7月21日だったわけですね。

 

ところが、適用除外用途の有効期限については、
「延長申請」という仕組みがあるので、

 

延長申請されて検討が始まっているものについては
その検討が終わるまでの使用は許されています。

 

 

このあおりを受けて、結論が延び延びになっているのが、
ランプの関係の適用除外用途です。

 

他にもありますが、とにかく先が見えていないのが

ランプ関係の適用除外用途なんですね。

 

「ランプはカテゴリ5のみに適用できる除外用途とすべき!」

なんていう話もあるようで・・・。

 

 

使用製品は限られるのでしょうが、家電品だって他の製品群だって、
カテゴリ5ではない製品群でランプ、使ってますよね?

 

どう転ぶかまだわかりませんが、
代替も視野に入れて検討を始めたほうがいいかもしれませんね。

 

「それが難しいんだよ! 簡単に言うな!」
というお声があるのはわかってます(笑)

でも、カテゴリ5だけに適用可、なんて話になったら・・・。

 

 

もし、カテゴリ5だけになっても、
来月からはダメ!なんていう極端な話にはならないと思いますが、
ウォッチは必要ですね。

 

私も継続してウォッチしていきます。

 

それではまた次回!


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