中国版RoHSの概要


英国は2020年2月1日、EUから離脱しました。(「合意なき離脱(ノー・ディール)」は回避されました)
英国へ製品を輸出している企業やその企業に関連する商流にある企業については、RoHSを含めたCEマーキングに代わる対応が新たに必要になる可能性があります。
※ちなみにUKCAマーキングについてはJETROの概要解説ページを参考に。

改正中国版RoHSの概要

改正中国版RoHSが2016年1月21日付で公布されました。

 

2年超くらいでしょうか、ずっと改正される、改正されると言われていましたがなかなか改正されず、いつ改正版が公布されるのかと思っていましたが、やっと公布されました。

 

第4章 附則の第23条によれば、施行は2016年7月1日、2016年1月現在の現行中国版RoHSは置き換えられ、廃止されるとあります。

 

 

改正中国版RoHSの公布文書(中国語原文)は以下のページで参照できます。
?器?子?品有害物?限制使用管理?法
(中国語、文字化けしてしまうことがあるようです。すみません。)

 

なお、以下のページでは「解釈」という文書も公布されています。
ぱっと見た感じでは、この中国版RoHSの改正にあたっての背景などが記載されているようです。
《?器?子?品有害物?限制使用管理?法》解?

 

 

ちなみに、2016年1月現在の現行中国版RoHSは以下のページで参照できます。
?子信息?品?染控制管理?法

 

規制対象が変わるからなのか、「電子情報製品」は「電気電子製品」に変わっています。

 

 

概要は後日まとめる予定です。

改正中国版RoHS(2016年1月21日公布)関連記事

トルコ RoHS規則(2008年5月30日公布)
トルコにもEU(欧州連合)のRoHS指令と同等な規制内容の
トルコ RoHS規則が発効になります。
若干規制内容が異なりますので注意が必要です。
ベトナム版RoHS施行目前
ベトナムにもEU-RoHS指令同様の規制が施行されます。ベトナム版RoHSとはどんな規制内容なのでしょうか。