改正RoHS指令の概要



最新のRoHS指令改正案の概要

EUのRoHS指令改正案が欧州議会で可決されたようです。
内容については以下に概要を記載しますが、今後、12月の欧州理事会でこの内容が承認されれば、2011年3月頃までには公布される予定です。
(この内容で欧州理事会で可決の見込みです。)

 

RoHS指令は各国法になっていますので、公布された後、各国で現行のRoHS指令を改正し、施行します。
改正して施行するまでの期間は18ヶ月以内となっています。

 

RoHS指令改正案概要(2010年11月)

主な改正内容は以下の通りになります。

  • 対象製品の拡大
    (1)カテゴリ8(医療用機器)、カテゴリ9(監視・制御装置)の除外解除
    (2)カテゴリ11の新設(その他の電機電子機器)
    オープンスコープ化
  • 対象製品の適用時期
    ・医療用機器、監視・制御装置:指令発効の3年後〜6年後
    ・その他の電機電子機器:指令発効後の8年後
  • 適用除外項目の有効期限の設定
    カテゴリにより5〜7年の有効期限を設定
  • CEマーキングの貼付
    適合製品についてはCEマークを貼付するよう義務づけ

 

これにより、
直流1,500V、交流1,000V以下の電機電子機器が基本的には全て対象となります。
今までRoHS指令とは無関係だった製品群についても、今後は含有物質調査、代替品への材料・部品変更が必要になります。




RoHS改正案 欧州議会で可決(2010年11月)関連記事

RoHS指令改正最新情報(2008年11月)
RoHS指令は少なくとも4年に1度、規制内容の見直し・改正が行われます。
規制対象カテゴリーの見直し、規制化学物質の除外用途項目の解除に加え、
規制物質追加やCEマーク添付について検討されているようです。
RoHS指令改正案概要(2008年12月)
RoHS指令およびWEEE指令の改正案が欧州委員会から公開されました。
改正案では、医療機器、監視・制御機器の規制適用開始日や
CEマーキングの添付義務化などが改正案として挙がっています。
2008年12月3日改正案:対象製品の特定
RoHS指令改正案(2008年12月3日公開)では、規制対象製品が特定されました。
付属書Tでは製品カテゴリーが、付属書Uでは対象製品名が特定されています。
2008年12月3日改正案:医療機器および監視・制御機器の規制開始日
RoHS指令の改正案が2008年12月3日に出ています。
医療機器および監視・制御機器は規制対象外でしたが、順次適用開始されます。
また、対象機器の用語も定義されました。
2008年12月3日改正案:新規規制対象物質と適用除外用途
RoHS指令の規制対象化学物質が追加されといつも噂されていますが、
RoHS指令改正案(2008年12月)では、新規規制物質の追加はありませんでした。
改正案での適用除外用途は、新規対象カテゴリー分を別に定めています。
2008年12月3日改正案:CEマーキングの導入
RoHS改正案(2008年12月)では、CEマーキングの導入について記載があります。
製造者(輸入者)には、CEマークの貼付が義務付けられています。
RoHS指令の規制対象製品でなくても、間接的に影響のある製品が出てきそうです。
RoHS指令改正案の修正案(2009年10月)
RoHS指令は2010年改正予定で、適用製品の見直しや対象物質の追加などが検討されています。2009年10月、改正案に対して修正案が出されています。