RoHS改正案:対象製品の特定・定義



対象製品の特定

現行のRoHS指令では、WEEE指令附属書TAの10カテゴリーのうち、カテゴリー8の医療機器、カテゴリー9の監視・制御機器を除いてRoHS指令の規制対象製品としています。
今回のRoHS改正案(2008年12月3日)では、RoHS改正案の付属書T(ANNEXT、アネックスT)として、医療機器、監視・制御機器を含めた10カテゴリー(製品群)を特定しています。

 

[ 適用対象となる電気・電子機器のカテゴリー ]

  1. 大型家電製品
  2. 小型家電製品
  3. IT及び通信機器
  4. 民生用機器
  5. 照明機器
  6. 電動工具(大型据付式産業用機械を除く)
  7. 玩具、レジャー及びスポーツ機器
  8. 医療用機器
  9. 工業用監視・制御機器を含む監視・制御機器
  10. 自動販売機

 

また、RoHS改正案の付属書U(ANNEXU、アネックスU)として対象の製品(品目)を特定しています。この改正案の付属書Uにより対象製品が明確化され、規制対象製品が定義されています。
RoHS指令改正案の概要はこちら。




RoHS改正案:対象製品の特定関連記事

RoHS指令改正最新情報(2008年11月)
RoHS指令は少なくとも4年に1度、規制内容の見直し・改正が行われます。
規制対象カテゴリーの見直し、規制化学物質の除外用途項目の解除に加え、
規制物質追加やCEマーク添付について検討されているようです。
RoHS指令改正案概要(2008年12月)
RoHS指令およびWEEE指令の改正案が欧州委員会から公開されました。
改正案では、医療機器、監視・制御機器の規制適用開始日や
CEマーキングの添付義務化などが改正案として挙がっています。
2008年12月3日改正案:医療機器および監視・制御機器の規制開始日
RoHS指令の改正案が2008年12月3日に出ています。
医療機器および監視・制御機器は規制対象外でしたが、順次適用開始されます。
また、対象機器の用語も定義されました。
2008年12月3日改正案:新規規制対象物質と適用除外用途
RoHS指令の規制対象化学物質が追加されといつも噂されていますが、
RoHS指令改正案(2008年12月)では、新規規制物質の追加はありませんでした。
改正案での適用除外用途は、新規対象カテゴリー分を別に定めています。
2008年12月3日改正案:CEマーキングの導入
RoHS改正案(2008年12月)では、CEマーキングの導入について記載があります。
製造者(輸入者)には、CEマークの貼付が義務付けられています。
RoHS指令の規制対象製品でなくても、間接的に影響のある製品が出てきそうです。
RoHS指令改正案の修正案(2009年10月)
RoHS指令は2010年改正予定で、適用製品の見直しや対象物質の追加などが検討されています。2009年10月、改正案に対して修正案が出されています。
RoHS改正案 欧州議会で可決(2010年11月)
ついにRoHS指令の改正案が欧州議会で可決されました。概要を説明します。