RoHS指令の見直し・改正最新情報



RoHS指令改正最新情報(2008年11月)

RoHS指令は少なくとも4年に1度、規制内容の見直し、指令の改正が行われることになっています。

 

現在適用除外となっているカテゴリー8の医療機器およびカテゴリー9の監視・制御機器については、RoHS指令対象となることが確定しそうです。 現在のRoHS改正内部案では、医療機器の適用開始時期は2012年1月1日から適用最終期日の体内医療機器で2020年まで段階的に、そして監視・制御機器は2015年1月1日からとなっています。

 

新規規制物質は9物質が追加候補となっていましたが、RoHS改正内部案では新規規制物質の追加をせず、優先的に評価する物質として5物質が指定されたようです。
その5物質とは以下のとおり。

  • Tetrabromo bisphenol A[TBBP-A](テトラブロモビスフェノールA)
  • Hexabromocyclododecane[HBCDD](ヘキサブロモシクロドデカン)
  • Diethylhexylphthalate[DEHP](フタル酸ジ-2-エチルヘキシル)
  • Butylbenzylphthalate[BBP](フタル酸ブチルベンジル)
  • Dibutylphthalate[DBP](フタル酸ジ-n-ブチル)

詳細はRoHS追加物質→評価指定5物質一覧(2008年11月)で。

 

また、新しい提案内容だと思われるのは、CEマーキング(CEマーク)の添付義務化。 ただしこのCEマーキングについては、最終決定ではないし義務化される見込みは薄いとの噂もあり、今後も動向に注意を払っておくべきでしょう。

 

 

[ 追記 ]
RoHS指令改正案が、2008年12月3日に出ており、上記に記載した内部案とは異なった内容になっています
最新情報は、RoHS指令改正案概要(2000年12月)として概要を説明しておりますので、よろしければご参照ください。




RoHS指令改正最新情報(2008年11月)関連記事

RoHS指令改正案概要(2008年12月)
RoHS指令およびWEEE指令の改正案が欧州委員会から公開されました。
改正案では、医療機器、監視・制御機器の規制適用開始日や
CEマーキングの添付義務化などが改正案として挙がっています。
2008年12月3日改正案:対象製品の特定
RoHS指令改正案(2008年12月3日公開)では、規制対象製品が特定されました。
付属書Tでは製品カテゴリーが、付属書Uでは対象製品名が特定されています。
2008年12月3日改正案:医療機器および監視・制御機器の規制開始日
RoHS指令の改正案が2008年12月3日に出ています。
医療機器および監視・制御機器は規制対象外でしたが、順次適用開始されます。
また、対象機器の用語も定義されました。
2008年12月3日改正案:新規規制対象物質と適用除外用途
RoHS指令の規制対象化学物質が追加されといつも噂されていますが、
RoHS指令改正案(2008年12月)では、新規規制物質の追加はありませんでした。
改正案での適用除外用途は、新規対象カテゴリー分を別に定めています。
2008年12月3日改正案:CEマーキングの導入
RoHS改正案(2008年12月)では、CEマーキングの導入について記載があります。
製造者(輸入者)には、CEマークの貼付が義務付けられています。
RoHS指令の規制対象製品でなくても、間接的に影響のある製品が出てきそうです。
RoHS指令改正案の修正案(2009年10月)
RoHS指令は2010年改正予定で、適用製品の見直しや対象物質の追加などが検討されています。2009年10月、改正案に対して修正案が出されています。
RoHS改正案 欧州議会で可決(2010年11月)
ついにRoHS指令の改正案が欧州議会で可決されました。概要を説明します。